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介護職へ転職を考えている30代の方へ

女性で30代未経験の場合でも、介護の仕事探しは難しくありません。
介護職では常に人材不足の傾向にあるので、求人も多いです。
しかし、人材不足の背景には離職率の高さがあることは知っておきましょう。
介護職は3Kといわれるほど重労働にもかかわらず、満足な給料を得られないことが多いです。
まずは介護職の大変さを知った上で、就職前に介護職員初任者研修の資格を取ることをおすすめします。
これは介護の基本的な知識を、講義と演習からなる計130時間のカリキュラムで学び、修了試験を受けて取る事ができる資格です。
合格率は9割以上なので簡単といえるのではないでしょうか。
通学のみでカリキュラムを受講する場合、2、3ヶ月の期間が必要です。
また、学校と自宅での受講を組み合わせる場合の期間は、最短で1ヶ月となります。
このときの通学期間は2週間ほどでしょう。
一般的な学校では、働きながら受講できるような体制を整えています。
この資格を取っておくと給料に2、3万円の差が出てくることもあります。
そして、実務経験を積んだ後は他の資格を取得できるので、ステップアップも可能です。
介護職に就いていて何が一番良かったかというアンケートでは、「利用者に感謝されたとき」という声が多いです。
日頃の苦労や疲れも、ありがとうの一言で吹き飛ぶことがあります。
目の前の方に感謝される仕事というのは案外少ないのではないでしょうか。
そして、利用者の人生の最後が幸せであるように生活を支える仕事は、大変有意義な仕事です。